こんにちは!
半田市成岩青山エリアにありますボディフル接骨院のヒサマツです
今回は腰部脊柱管狭窄症になってしまった時の
治療の仕方やリハビリの方法についてご紹介いたします。
このブログをご覧のあなたは今現在お悩みでしょう。
まずは脊柱管狭窄症について知り、自分に合った治療を選んでいただければ幸いです。
では腰部脊柱管狭窄症とはどういった症状なのでしょうか。
説明していきたいと思います。
腰部脊柱管狭窄症とは?
腰の背骨の後ろ側にある脊柱管という神経と血管の通り道が狭くなっている病気のことをいいます。
背骨の硬膜嚢が靭帯の肥厚や椎間板の突出が原因で起こると言われています。
主に年齢に伴い椎間板の水分が失われていく事で増えていきます。
症状としては以下のようなことが起きます。
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長い時間歩くことができない
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足に力が入りにくい
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足のしびれを感じる
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シルバーカーや買い物カートに身体を預けるように体幹を前に倒したときに楽になる
一つでも当てはまれば腰部脊柱管狭窄症の可能性が出てきます。
加えて一般の方にすごく多い勘違いがあります。
それは
腰部脊柱管狭窄症の多くは合併症であり、ほかの腰痛疾患にかかっていないわけではない
ということです。
例えばこんなやり取りが患者さんとよくあります。
70代女性 佐藤さん(仮)
『病院で腰部脊柱管狭窄症といわれました。
でもヘルニアとかではなくてよかったです、、、
とりあえず歩けますし、、、』
ヒサマツ
『いやいや、それは現時点でヘルニアになってないだけですよ。
今のご年齢だとご心配しているヘルニアにはなりにくいんですが、
腰椎すべり症などは今後なる可能性もありますし、
変形性の腰椎症や椎間板症なんかはすでに起きていますよ。』
70代女性 佐藤さん(仮)
『そうなんですか?!』
ヒサマツ
『はい、ほぼ間違いなく。
狭窄症とはそもそも狭くなってくる原因があって起きるものです。
広い視野で治療に臨んだ方が今後の為にもいいですよ。』
こんなやり取りが
めちゃくちゃ多い!!!
注)詳しく説明を受ける暇がないくらい日本の整形外科病院はどこもかしこも忙しいです。診察時間が短くなってしまうのです。
それは現場で働いていた経験からも感じ取れますし、国民皆保険の制度のデメリットだと思います。
なので患者さんが知らない面は致し方ないです。
すこし話がそれましたが
腰部脊柱管狭窄症は単発でおこるものは少なく、その前に骨や椎間板の変形が原因で起こる
ということを知っておいてください。
腰部脊柱管狭窄症の治療法やリハビリはなにをすればいいの?
腰部脊柱管狭窄症の治療とリハビリは時期や症状によって変わります。
例えば
初期段階で歩くのが長時間続かないなど感じた場合はほとんどが
『安静にして様子見!』
といわれるでしょう。
基本的に初期の段階で手術を行う事はなく、投薬治療などで症状が緩和するまで待つことになります。
症状によってどのような手段をとっていくかとその手術を選択した場合とそうでない場合の
患者様からの体験や現場で見てきたリアルな現状を交えてお伝えできればなと思います。
選択肢は保存療法(手術をしない)か外科的手術かです。
どちらを選択するかは本人の自由なのでよく考えて決めてみてください。
この記事が少しでも参考になればいいと思います。
外科的手術療法を選択した場合
外科的手術はおもに拡大開窓術といって圧迫している場所を広げる手術になります。
手術を行った後の症状についてですが
腰部脊柱管狭窄症は高齢の方が多く、症状の進行具合によって手術後の回復具合がちがいます。
手術をしたことによって、かなりの回復をし歩けるようになったという人もいれば
前より症状はよくなったけど足に少ししびれが残っているという人もいます。
狭窄した場所がそこまで狭くなっていなければ回復もしやすくなりますが
症状が進行しすぎた場合は後遺症が残る傾向にあるようです。
手術を選択するタイミングは遅れないようにするのが重要ということです。
保存療法を続けるうえであまり変化が見られない場合や症状が悪化しているなと感じたら
はやめに手術を選択した方がいいかもしれません。あくまでもリスクをともなうので専門の先生と相談しながら考えてみてください。
保存療法の場合
主に投薬やリハビリをして痛みの緩和や症状の緩和を目的とします。
腰椎にかかる負担を減らし、靭帯の肥厚が小さくなるのを待ちます。
靭帯の肥厚が小さくなれば圧迫されている神経や血管が和らぐので、痛みやしびれといった症状も収まっていきます。
当院で行う治療を例に上げると
腰椎にかかる負担を減らすために、まず筋肉の緊張を和らげます。
腰周辺の筋肉だけでなく、お尻の筋肉や背骨のラインを整えることで腰全体の負担を減らしていきます。
ハイボルテージ療法といった最新の電気治療器使い
腰を支えるインナーマッスルにアプローチをして体幹を支える力を整えます。
ハイボルテージ療法の効果としては深い位置にある筋肉にもアプローチが可能なため
背骨周辺のインナーマッスルである腸腰筋や腰方形筋、多裂筋などのアプローチをすることで
痛みとしびれを緩和させます。
保存療法は様々なアプローチを行ない回復するのを待っていくという治療になります。
現在腰部脊柱管狭窄症の患者の多くは
保存療法による治療がほとんどで
回復される方も多くいらっしゃいます。
保存療法をするうえでも早めの受診と治療を行なうことをおススメします。
効果が見られない場合や、症状が悪化する場合は先ほど言ったように
手術をするのも一つの選択肢といえるでしょう。
まとめ
保存療法による治療も手術をするのも
早期に取り掛かることが重要です。症状が悪化しすぎてからでは回復の具合が悪くなってしまいます。
また腰部脊柱管狭窄症と診断され保存療法を選択した場合でも
症状を回復具合が悪く、手術を選択する場合でも早めの判断が必要です。
不安な場合は専門の先生に相談し、ご自身の症状が今どうなっているのかを把握するようにしましょう。
一人で考えず、いつでもご相談ください。
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