こんにちは!ボディフル接骨院のヒサマツです!
今回のブログテーマは
『少し動かしただけで背中が攣って痛みが出てしまう!!』
こんなお悩みがご来院いただいている患者様から多数質問されましたので、その対処を教え致します!
じつはこんな症状がこの時期めちゃめちゃ増えてます。
それはなぜか?
結論から言いますと
水分不足
です!
なぜ水分不足でこんなことが起きるのか?
説明していきましょう!
水分不足が原因で体が攣るのはなぜ?!

Photo taken in Madrid, Spain
筋肉には通常強い刺激が加わったり負担がかかると、筋肉の損傷を防ぐために防御する機能があります。
その防御する機能を持っているのが筋紡錘と腱紡錘です。
筋肉の中にある筋紡錘というセンサーは
筋肉が伸ばされすぎると、それ以上伸ばされて切れないように
『縮め!』という指令を筋肉に出します。
筋肉と骨をつなぐ腱にある腱紡錘というセンサーは逆に
収縮して負担をかけすぎた時に筋肉と腱が切れないように
『緩めて!』という指令を出します。
この機能があることで
筋肉は正常に働き、ケガをしないようにコントロールされています。
このように正常に働けば問題ないのですが
先ほど申し上げたように水分不足になると
この機能が正常に働かなくなります。
なぜ働かなくなるかというと
身体の中に電解質というものがあります。
電解質は神経の伝達の役割があります。

Closeup network connection on a dark blue background.
電解質の中には
マグネシウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルがあり
これが汗などをかくと水分と一緒に排出され不足してしまいます。
すると細胞内と細胞外のミネラルバランスが崩れ、神経の伝達がうまくいかなくなり
筋肉が痙攣をおこし攣ってしまいます。
特に今のような夏場の熱い時期というのは一日で失われるというよりも
何日もかけてじわじわと水分不足になることが多いです。
筋肉のけいれんなのでどこで起きても不思議ではないのですが特に多いのが
ふくらはぎと背中です。
とくに背中で起こることが当院のご来院のされる方にも多く見られています。
8月の暑い時期で汗をかいたりすることで水分不足になりやすいのもあるせいか
日ごろからの姿勢の悪さや
起き上がりや体を前かがみにした時など
背筋に力がかかった時に背中が攣って痛めている人が多いです。
あなたも水分補給ほんとに足りていますか?
背中の攣りを予防する対処法とは?
背中が攣ってしまい痛みが残った場合2つのことをしてみてください!
①経口補水液で水分補給
水分補給した際にミネラルなども補給する必要があります。
最も水分補給とミネラルの補給に適しているのが経口補水液です。
これらは薬局などで市販されていますので手に入りやすいです。
まずは経口補水液で水分を補給し、筋肉の細胞の中から整え正常な状態に戻しましょう!
②背筋を緩めるための肩甲骨のストレッチ
背中の筋肉は伸ばして緩めるよりも動かして緩める方が効果的です。
背筋は伸びて固まることが多いため、さらに伸ばしても緊張が取れにくいためです。
なので動かして緩める動的ストレッチで肩甲骨を動かし
背筋を緩めてみましょう!
肩甲骨ストレッチのやり方
(紹介しきれないので参考サイト載せておきます。)
参考サイト https://smartlog.jp/128917
まとめ
日常から水分補給を心がけて筋肉の働きが正常に保てるようにしていきましょう!
疲労がたまりすぎると、筋肉のけいれんも起こりやすくなります。