こんにちは!
半田市成岩東町にありますボディフル接骨院のヒサマツです!
今回は股関節の痛みについて書いていきたいと思います。
腰痛とも密接に関係する股関節の痛みですが、股関節の前側に痛みが出るパターンと
お尻に出るパターンがあります。
骨からくる痛みなどの構造的な原因を除いた場合、
2つとも股関節周囲筋の動作不良から来る痛みですが、対処法が少し違います。
それをご説明していきたいと思います!
股関節の前側が痛い場合
股関節の前に痛みを感じる場合、原因となる一番可能性が高い筋肉が
腸腰筋です。
腰椎と骨盤の内側から大腿骨(太ももの骨)の内側に付着する筋肉で、主に膝をお腹の方向に引き上げる働きがあります。
これらの筋肉が写真にもありますが鼠径靭帯(骨盤に左右にV字に走る白い繊維)と擦れてしまうと痛みが股関節の前に感じる事があります。
原因としては、腸腰筋の過度の緊張、もしくは筋力低下による骨盤のずれです。
本来の正しい位置関係が崩れ、腸腰筋と鼠径靭帯が擦れ合ってしまい痛みが誘発しています。
なので前側に痛みを感じる人は
腸腰筋のストレッチと筋力低下を防ぐためにトレーニングが必要となってきます。
腸腰筋ストレッチ
①写真のように両手を前につきお腹から股関節をしっかり伸ばします。
②この状態で20秒キープ。これを1日3回繰り返してください。
腸腰筋トレーニング
①腰掛けた状態から両膝を持ち上げていきます。
②お腹の力を使うことを意識して、この位置で5秒キープ。10回×3セットも目安にやってください。
股関節の後側が痛い場合
股関節の裏側が痛い場合、原因となってくる筋肉は梨状筋です。
梨状筋は坐骨神経痛の真上を走行する筋肉で股関節を凱旋する筋肉です。
補助的に外転の作用もあるため、中臀筋などと同じく立っている状態でも作用します。
股関節の外旋、外転というと歩行、直立している時に主に活動しますが
デスクワークなどの椅子に座っていると、坐骨からの圧迫力と骨盤後傾によって梨状筋へ負担がかかり
かつ動きが失われるため、坐骨神経に触れてしまい痛みが現れます。
また梨状筋自体が固まってしまい、伸張ストレスによって痛みが来ている場合があります。
小難しい話にしたくないので
梨状筋が動かなくなってきたから痛い
で大丈夫です。笑
(他にももちろん原因があったりしますが今回は割愛!!)
後ろ側に痛みがある場合は
梨状筋のストレッチとトレーニングをしてみましょう!
梨状筋ストレッチ
左足を右足にかけ、左足の力で右膝を内側に倒して内旋方向に伸ばします。
この状態を20秒キープしてこれを1日3回繰り返してください。
梨状筋トレーニング
両膝を曲げ、足の裏をあわせた状態からお尻を持ち上げます。
外旋した状態をキープしやすくなります。
これを上げた状態で5秒キープ。10回×3セットやりましょう!
まとめ
股関節の前の痛みと後ろの痛みに分けてストレッチとトレーニング法をご紹介させていただきました。
同じ股関節の痛みでも原因が違えばアプローチの仕方も違います。
もっといえば今回紹介した原因以外から痛みが来ることもあります。
まず、患部の痛みの原因を把握し、普段からセルフケアを心がけましょう。
それでも痛みが治らない場合は、専門機関に相談しましょう!
半田市のボディフル接骨院では、痛みの原因を探り、的確な治療をすることをモットーに
最新の治療機器と手技をあわせた施術で痛みの改善をしております。
もし股関節の痛みでお悩みなら迷わずご相談ください!
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