症例別
-変形性股関節症-
「歩くたびに股関節がズキっとくる」そんな症状を感じていませんか?
病院でレントゲンをとったら股関節の変形が見つかった。
手術も検討して下さいと言われたけど、正直したくない。
手術しないでもいい方法や対策を取りたいけど、どこに行っていいのかわからない。
本当は手術した方がいいのかな?
そんな変形性股関節症で悩んでいるあなたに、ボディフル接骨院ではどんなことをしていくのか解説していきます。
変形性股関節症とは
変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗することで生じる慢性的な関節痛を伴う病気です。主に先天的な股関節の形成不全がある場合が多く、加齢や肥満がトリガーとなって、症状が進行し、痛みや可動域制限が強まります。
股関節の役割や、正常な状態の股関節と比較してどのような変化が起こるかを説明します。
変形性股関節症にはステージがあり
初期(ステージ1/注意):
さほど感じないことが多い。運動や歩行中の違和感、軽度の痛み。進行させないように筋力トレーニングと状態の管理は必要です。
進行期(ステージ2/要リハビリ):
歩行することが難しくなってくる時期です。朝や長時間の動作後に痛みが強まります。股関節の可動域が減少するので、股関節に引っ掛かり感が強くなります。この時期が最も大事で、股関節の負担を上げるために、リハビリによる施術が必要です。
重症期(ステージ3/要リハビリ・手術検討):
強い痛みが続き、日常生活に大きな影響がでます。変形が著しいため、場合によっては手術が必要になります。そうなる手前の段階で、対策が必要となります。
股関節症の原因
年齢と遺伝的要因:
先天的な股関節の形成不全があり、関節の摩耗や老化により軟骨がすり減りやすくなることが一般的です。
体重:
股関節は上半身と下半身をつなぐ役割を持つので、体を支えるために常に大きな負荷がかかっています。歩行時には4倍ほどの負担がかかると言われています。
肥満は股関節に負担をかけ、軟骨の摩耗が進むリスクが高まり、股関節の痛みを引き起こす原因となります。
姿勢や生活習慣:
間違った姿勢や運動不足が関節の健康に悪影響を与えることがあります。
例えば猫背のような姿勢では骨盤は後ろに傾くので、体重を支えてくれるはずのお尻の筋肉が十分に使えず、股関節に大きな負荷がかかりやすくなります。
その他にも、足首や膝関節の関節の捩れや、お尻(臀筋郡)や太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)などの筋力不足によって股関節の負担が高まることが原因といわれています。
変形性股関節症の簡単なセルフチェック!
確実な診断はレントゲン診断となりますので、整形外科で撮影しにいきましょう。
簡単なセルフチェックは股関節を内側に動かす(内転・内旋)と痛みを感じる場合が多いです。特に歩行時する時や片足立ちをすると痛みが出やすくなります。
痛みを感じる場合は要注意です。早めの相談をしましょう。
股関節症の痛みを減らすための治療・改善策
体重管理:
体重を減らすことは非常に効果的です。何より負担を下げることで摩耗するスピードを下げることができるからです。ただ痩せればいいわけではなくお尻周りの筋肉を落とさないように、体重をコントロールする必要があります。
当院ではEMSなどをつかって寝た状態でも筋トレができる電気施術を行います。
ハイボルテージ・鍼治療:
股関節を支えるためには腸腰筋や中殿筋といった体の奥にあるインナーマッスルを整える事が重要です。そのために、奥に届きやすい特徴のあるハイボルテージや鍼などを使い、効果的に固まった筋肉を緩めていきます。
股関節矯正:
股関節症の場合、痛みを逃がそうと股関節の位置がずれてしまい、ガチガチに固まることで、かえって部分的な摩擦が増えて悪化してしまう場合があります。股関節の可動域が狭くなると、関節の一部に負担がかかるため、摩耗スピードが上がるだけでなく、筋肉も拘縮を起こしやすくなるため、痛みを感じやすくなります。
股関節を安定化させるためには、足首、膝、股関節、骨盤、体幹といった流れを調整することで姿勢が安定して痛みの軽減と悪化の予防に期待が持てます。
股関節症のセルフケアのポイント
ストレッチ:
股関節の可動域を維持し、筋肉の緊張を和らげる。
生活習慣の見直し:
長時間の立ち仕事や同じ姿勢を避ける。
サポート器具の活用:
通気性の良い姿勢矯正のサポーターや重度の場合は杖の使用がおすすめです。
変形股関節症のまとめ
変形性股関節症は一度骨が変形したものは、元には戻りません。ただし、状態によって痛みを減らすことはできます。ステージが進行していてもあきらめてはいけません。
今できることに素早く取り組むのが最も大切です。
取り組みが遅くなれば遅くなるほど、痛みのない生活を遅れるチャンスを逃します。
本当に治したい、痛みのない生活を送りたいと思ってるならば、セルフケアでも運動でもなんでもいいのでまず行動することを強くお勧めします。
どうすればいいのかわからない、痛みのない生活を送りたいと考えているのなら、ぜひ股関節症の改善実績があるボディフル接骨院に相談して下さい。施術だけでなくセルフケアの指導や生活習慣の中で気をつけてほしいことなども含めて、あなたにあったプランを提案します。