症例別

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群の原因は?痛みを改善するために何をしたらいい?

最近、肩や腕がしびれたり、痛みを感じたりすること、ありませんか?

「腕を上げていると肩から腕にかけての痛みや痺れを感じてつらい…。」という方は胸郭出口症候群かもしれません。

胸郭出口症候群の原因と痛みを取るためにできることについて知っておきましょう!

胸郭出口症候群とは?なぜ痛みが出るの?

胸郭出口症候群とは、肩や首のあたりで神経や血管が圧迫されることで、痛みやしびれが生じる症状です。その主な原因について解説していきます。

  1. 筋肉がガチガチになり肥大
     鎖骨の下や首の筋肉(斜角筋)が緊張したり肥大したりすると、神経や血管が圧迫されやすくなります。特に、前かがみの姿勢で肩の高さに手を挙げる姿勢が続くと、これらの筋肉が緊張しやすくなります。
    肩あげた姿勢が続く美容師さんなどにも多くみられる傾向にあります。
  2. 肋骨や鎖骨の異常
    生まれつき肋骨や鎖骨の形が普通と違う場合、神経や血管が圧迫されやすくなります。また、外傷やケガによってこれらの骨が変形すると、胸郭出口症候群を引き起こすことがあります。その際は手術の検討も必要なので、近隣の整形外科をご紹介いたします。
  3. 姿勢の悪さ
    生まれつきではなく後発的に起こった場合は姿勢の悪さ(骨格の歪み)が考えられます。長時間の不良姿勢は、胸郭の出口になる筋肉に負担をかけ、神経や血管の圧迫を引き起こしやすくなります。特に、猫背や肩をすぼめる姿勢が続くと、胸郭出口症候群のリスクが高まります。

胸郭出口症候群になってしまったらどうしたらいいの?

痛みの主な原因は、首や肩甲骨の筋肉が腫れることで引き起こされる炎症です。

ですので、炎症を抑える「ハイボルテージ」や「鍼治療」がおすすめです。

また根本たる原因は姿勢の悪さにもあります。姿勢を改善するために頚椎矯正や肩甲骨矯正が根本的な改善に効果的です。普段から姿勢を整えるための姿勢矯正専用のインナーウェアや胸郭出口症候群に合わせたセルフケアが必要です。

美容師やデスクワーカーなど多く見られ、腕を上げた状態や腕が内側に捻れた状態が長時間続くことが原因と考えられます。その場合は慢性的な歪み引き起こして難治性の症状になる場合もあるので、広く体の状態を見て、歪みに対して的確に鑑別して施術する必要がありますので、早めに相談して下さい。

日頃負担のかかる動作なども見直し、症状を改善していきます。

まとめ

腕を上げたとき、肩から腕にかけての痛みや痺れを感じたら、まずは普段から姿勢を見直しましょう。それでも症状が続く場合は、胸郭出口症候群に合わせた専門的な治療を受けることをおすすめします。

肩甲骨の位置や腕から骨の歪みを整える矯正や、筋肉の奥まで届いて緩める鍼治療などが効果的です。症状に合わせた治療をお探しの方で、しっかり治したいけどどこに行ったらいいのかわからないとお困りの際は、ボディフル接骨院にご相談ください。

1日でも早く、しっかり治すための解決策をご提案します。