症例別
–腱板損傷–
腱板損傷の原因は?痛みを改善するために何をしたらいい?
「ズキっときて、肩が痛くて腕が上げられない…どうしよう。」
ズキっという肩の痛みの場合、腱板損傷の疑いがあります。
このページでは「腱板損傷」の見分け方と、その痛みを解消するために接骨院でできることを紹介します。
腱板損傷の見分け方は?
腱板損傷とは、腱板が切れてしまうケガのことです。
ここでは鍵盤損傷の中でも一番多い「棘上筋腱損傷」についての簡単な見分け方をご紹介します。
- 手を肩の高さまでもう一本の手で支えて上げてみてください。
- この時腕をあげた高さでキープできなかった場合、棘上筋腱損傷の疑いがあるかもしれません。
この場合は、手術の検討もしなければならないので、まず病院への受診をお勧めいたします。
その後のリハビリは接骨院でも施術できますのでお気軽にご相談ください。
以下は接骨院でできる痛みを改善するための施術をご紹介します。
腱板損傷の痛みを改善するために接骨院でできること
損傷部位の再生を促すためにお勧めなのが「ハイボルテージ療法」です。
痛みを抑える効果と血流の促進効果があり、プロスポーツの現場でも愛用されています。
また「筋膜リリース療法」も有効です。痛みによって動きが制限されると、筋膜と筋肉が癒着してしまい、別の理由で痛みが発生することがあります。
このとき、固まってしまう筋膜などを剥がすことでさらに血流を改善することに期待が持てます。
根本的な原因は使いすぎによる摩耗や年齢による変性もありますが、根本から見れば負担のかかる姿勢が原因と言えます。
損傷する人は猫背などの姿勢が特徴的で、肩甲骨の動きが悪くなることで肩の筋肉に負担がかかることが原因であると当院では考えています。
そのため、痛みや回復具合をみながら、「姿勢矯正」をすることをお勧めいたします。